IT-Q

JavaScript が多いと、具体的に何が悪いのですか。

ダウンロード時間よりも実行コストが効きます。解析と実行は端末の性能に強く依存するため、開発機では一瞬でも、数年前のスマートフォンでは体感が大きく変わります。

面接官が見ているのは「軽い方がいい」で止まっていないか。

これは「クライアントに送られる JavaScript を減らしたい。何から手をつけますか。」への追撃質問です。

よくある答えと、面談でどう見られるか

  • ダウンロードだけでなく、解析と実行のコストがかかる。低速な端末ほど効く
    開発機では見えない問題です。実行コストに触れられると強いです。
  • 表示は終わっているのに操作できない時間が生まれる
    利用者から見ると「壊れている」と受け取られます。
  • ダウンロードに時間がかかる
    それだけだと弱いです。実行コストの方が効きます。回線が速くても端末が遅ければ待たされます。
  • サーバーの転送量が増える
    コストの話としては正しいのですが、利用者体験への影響を先に挙げたいところです。

面接官は何を見ているか

  • ダウンロード時間だけでなく実行コストに触れた
  • 低速な端末や回線への影響を挙げた
  • 操作可能になるまでの時間に触れた

模範解答

ダウンロードの時間だけではありません。むしろ実行コストの方が効きます。

落としてきた JavaScript は、解析して実行する必要があります。この処理は端末の性能に強く依存するので、開発機では一瞬でも、数年前のスマートフォンでは目に見えて待たされます。

利用者から見て困るのは、画面は表示されているのに押しても反応しない時間が生まれることです。表示は終わっているのに操作できない、という状態は「壊れている」と受け取られます。

回線の細い環境ではダウンロード自体も効いてきます。開発環境の速い回線と高性能な端末で確認していると、この問題は見えません。